
タイラバのタックルと釣り方やおすすめ品のご紹介!
近年ではショアラバやアマラバなどとタイラバでも呼び名がターゲットや釣り場によって変化してきてますが基本は船で使うタイラバがメインでちょっと敷居が高いイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが私の紹介する私の使うタックルをご紹介していきたいと思います。
まずタイラバで狙うターゲットは真鯛になりますが、このタイラバというルアーは根魚や青物何でも釣れちゃう優れ物で子供や女性にも簡単に扱えるルアーですが簡単ゆえに奥が深い!タイラバにはヘッド(鉛・タングステン)スカート(シリコン製等)専用針(SS・S・M・L)があり何百という選択肢がある為、悩んでしまい迷宮入りするアングラーも少なくないのがタイラバです。
ではまずタイラバ(ルアー)についてお話したいと思います。
タイラバとは
タイラバ(ルアー)
鉛やタングステンの球体を錘としてスカートと針を連結して完成するタイラバですが言葉では難しいと思いますので画像を見ながら説明していきたいと思います。

画像下の3枚写っている物がタイラバ専用の針になっておりサイズもSS~Lまでラインナップされております。このサイズの違いはどうやって使い分けるかは真鯛の喰いの状況に合わせて交換していくことが良いとされており狙ってるポイントの真鯛のサイズが小さかったり活性が低い場合には、通常小さい針を使い、活性が高い場合やサイズが大きい場合などは大きな針を使うようになります。
画像上5枚の写ってる物はスカートと針がセットになって販売されてる物になります。
スカートの種類も豊富にラインナップされてますが基本はストレート・カーリーになりゴム製の物とシリコン製の2種類があります。シリコン製のスカートは動きが出しやすいので生命感ある演出が出来ることから最近はシリコン製が主流になってきております。
私のお気に入りのSTARTというメーカーのスカートですが針が3本針になっているのが特徴です。
スカートにも様々な物があり本当に悩んでしまう事が多いのですが最近はスカートのシリコン素材の中にエビのエキスを混ぜて販売するメーカーなどがあります。
スカートにはメインになる物と細長い物の融合で販売されてる物が多いのですがこの細長いシリコン製やゴム製の物も自分で色や本数を変えて装着する事が可能になっており、メインスカートに細長い物を1本だけ装着するといった事をされる方も少なくありません。
では次に錘の部分についてご説明していきたいと思います。
カラフルな色と目が付いた物が多くありますが、右画像の下にある物のように変な形をした物もあり様々な形と大きなの違う錘が販売されてます。
冒頭でもお話したと思いますが錘には鉛とタングステンの2種類がラインナップされており、それぞれに特徴があり鉛はタングステンに比べて比重が軽いため同じ重さでも大きくなります。
対してタングステンは比重が重いので同じ鉛との重さではタングステンの方がシルエットが小さくなり「鉛よりタングステンの方が絶対釣れる」なんて事をよく耳にすることが一時ありましたが決してそうではありません。それぞれの特徴についてご説明いたします
- 鉛の価格はタングステンの半額で安く買えます。
- シルエットがタングステンに比べて大きいのでアピール力があります。
- 沈下スピードがタングステンに比べて遅いのでゆっくりとアピール出来ます。
- タイラバはよく根がかりしてロストしてしましますがまだお財布に優しい(笑)
- タングステンは鉛の倍の値段ですがシルエットが小さく摺れた魚に有効です。
- 比重が重いので沈下速度が速いので底取りや手返しの速さがあります。
- ドテラ流しでシルエットが小さいので浮きにくいので扱いやすいです。
- 根がかりしてロストしたときはかなりショックでお財布に厳しいです(*´Д`)
それぞれの特徴がありますのでどちらも用意して持っておきたいアイテムです。
では実際に錘とスカート針を連結した物を見てもらいましょう。
錘とスカート針を連結した画像になりますが赤矢印の輪はスカートと針のみで販売されてるメーカーが多く輪っかの部分はない物が多いですが何故かはわかりません。
この輪を(糸)を結ばずに直接リーダー(フロロカーボンやナイロンライン)を結ぼうと思えば結べますがリーダーの擦れが大きくなり、また結び目と錘が接触する事で切れやすくなると思います。
私は下記のような専用の物を使ってこの輪っかを作ってます。
80cmほどの大物を釣った事がないので何とも言えませんがこの輪っかの結び方は色々な結び方があると思いますが私は電車結びで取れたり切れてりした事はありまん。
このスカートと針の組み合わせ以外にアジングやメバリングで使うワームを針に付けて釣る釣法が流行っていて各メーカーから色々とラインナップされてます。
右の画像はワームに集魚エキスが混ぜられた物になりこのエキスがないとカッチカチに固くなる素材で出来ており、匂いは・・・「臭い!」 有名なメーカーはガルプやバークレイがあります。
また鉛やタングステンとスカート針の全てがセットになった商品が各メーカーから販売されておりますがどれも釣れそうな物ばかりですが私の好きな物を2点だけご紹介しておきます。
STARTはタングステンの物になり、ジャッカルは鉛に仕様になっております。
タイラバの重さはどう使い分けるかは、基本は水深に比例して重さを選びます。
例えば60mの水深ですと60g、100mの水深だと100gといった流れに
なるのですがこれは潮が動いてない、船が流されていない状態の時が基準になり
潮が早ければ60mでも80gや100g時には120gといった物を使わないと
海底に付かない(底を取れない)といった事になります。
釣り場によって異なりますが狙う水深によって重さを変える必要がある為、50m~100mを狙う場合には45g~120gまでの物は揃えておきたいので最低5セット必要になります。
また各重さで2色を揃えたい場合は10セットになりタングステンで揃えると約18000円、鉛で揃えると約9000円ほど必要になります。
タイラバロッド
タイラバロッドは各メーカー凌ぎを削って開発販売されてますが数が多すぎて、どのメーカーのどの調子(アクション)の物を選んで良いか正直わかりませんが、そんな私も何度か竿を買い換えてますがどれが自分に合ったか、またまた合わなかったのか未だに分かりませんが好みによって違いも出てくると思いますし好みじゃなくともタイラバはこんな竿じゃないと的な感じから私なりに感じた事やトータル的にバランスの取れたロッドをご紹介したいと思いますが私個人の見解なのでご理解願います。
私の現在使用するタイラバロッドはジャッカルビンビンスティックVCMとラグゼ 桜幻 鯛(おうげん たい)ラバー Rになります。しかしまだ悩んでますが気にいってない訳でもなくロッド選びは非常に難しい選択になりますがそれぞれメーカーの特徴や自分の好みがあり、その特徴を感じて選ぶ事が大切になり私が感じる特徴をお話したいと思います。
エントリーモデルでの私の感じる感想です。ハイエンドモデルはまた別の感じ方をするとおもいますのでその辺りを踏まえてお話しております。
- ダイワ ハリがありバッドはしっかり竿先が柔らかい
- シマノ 全体的に曲がるがバッドはしっかりしてる
- ラグセ 大きくまがり記載アクションより柔らかく感じるが食い込みはよい
- ジャッカル 全体に太い竿ですがしなりパワーとバランスが取れている
- メジャークラフト 全体的にハリがあり表記より固いように感じる
注意:私個人の感覚です。
各メーカーの鯛専用ロッドを使いましたがどれも特徴がありよい物ばかりですが私が感じるタイラバに必要とされる竿とは鯛がタイラバを追従する際に少し少し口を使ってくる鯛にしっかり口を使わせるのには竿とリールの性能が必要になりますが竿は先だけではなく全体的に柔らかい必要があると感じておりソリッドティップだけではなくグラスロッドのような滑らかなシナリが出る竿が良いのではと感じてます。グラスコンポジットで出来た良い竿は知ってますがやはり高価なのでジャッカルなどは値段の割に機能よくコスパも満足で気に入ってます。ラグゼ桜幻に関しては少し高いのでこの値段を出すのであればまだまだ他の選択肢はありますが個人的にラグゼシリーズが好きなのでこれを使ってます。
さて先ほどもお花したロッドとリールのバランスにより鯛がタイラバを追従し口を使わせる重要なもう一つのアイテムがリールになりますが次はリールについてご説明していきたいと思います。
タイラバリール
タイラバリールにはタイラバ専用リールがあります。
何が専用の特徴になるかと言いますとギア比4.9という物が専用とされる物が多いのですが全てが4.9というギア比ではありませんが4.9のギア比で巻くスピードに鯛の反応が非常によいとされ販売されております。私も以前はこのギア比ではない物を使ってましたがこれに変えれば釣れるかな!?的な感覚で購入したのですがタイラバでよく使う言葉「等速巻き」ですがどんなギア比のリールを使っても巻くスピードが速かったり遅かったりすれば何のギア比を使っても意味はなくなります。
ですが4.9という低い(遅く巻ける)ギア比はタイラバを行う上では有利になる事は間違いなく持っていて無駄ではない品物だと私は感じております。
タイラバといえばタナが大切でどの層に鯛がいるのかを遊漁船では船長がタナを指示してくれる事が多いのでカウンター付リールであれば分かりやすいので人気です。
実際、専用リールにはダイワ紅牙 ICやシマノ 炎月 CTにはカウンターが搭載されてます。
またタイラバにも非常に人気の高いシマノ オシアコンクエストCTにもカウンターが付いてます。
では画像の2台は私が使うリールになりますがカウンターは付いてません。
ダイワ 紅牙 TW 4.9R-RMもカウンターがなくア比4.9はタイラバに特化した専用のリールもあります。
キャタリナ TWはタイラバ専用ではありませんがギア比4.9であり遠心ブレーキ搭載なので別の竿に装着してキャスティングリールとしても使用出来るのでこのリールをラグゼ 桜幻に装着して使用してます。またキャタリナ RMは「楽巻きコンセプト」のギヤー比4.9モデルでタイラバ専用に開発。
「落として巻く」だけの単純明快さが魅力のひとつでもあるタイラバ。シンプルであるからこそ、「巻き」が釣果を左右する最大のファクターとなる。ダイワはタイラバ激戦区である和歌山県加太で結果を出し続けるチャーターボートキャプテン・中井一誠テスターと共に、「今までよりも快適に巻ける」そして「釣れるスピードの演出が楽」であるスピードを徹底検証。その結果、ギヤー比4.9・一巻き50cm前半のスピードが、ロープロファイルリールでも丸型リールでも最も楽に巻ける快適スピードであり、なおかつ回収の際にも遅すぎずストレスにならないという結論に到達。これはマダイの強いアタリでも回転が止められること無く巻き続けられる力強さであり、さらにリトリーブスピードが一定に保ちやすく、マダイのバイトが多いことも判明。この「楽に巻けて、よく釣れる」設定を「楽巻きコンセプト」と命名した。
100P-RMおよび100PL-RMはこの楽巻きコンセプトから生まれたタイラバ特化型モデル。。単なるローギヤモデルではなく、タイラバを研究した結果必要となった専用スペックである。PE1号が400m巻けるラインキャパを有し、流行のディープタイラバにも対応。デザインはダイワのタイラバ専用ブランド「紅牙」をイメージさせるピンクをあしらった遊び心のあるカラーを採用。
ダイワ(DAIWA) キャタリナ TW 100P-RM
ダイワ(DAIWA) キャタリナ TW 100P-RM
私の考えるタイラバはタナも非常に大事でこれを疎かにすると全く釣れない事になりますが経験次第ではラインを確認してればどこのタナにタイラバがあるかは分かってきますしドテラ流しで釣る場合には潮の流れや船の流される速度によってはライン(糸)が斜め70度~50度といった角度になる事は頻繁に起こります。この斜めに出るラインは仮に水深100mとすれば斜めにラインが出る分、130m、150mと放出されます。この放出される事でカウンターが必要なくなる(斜めに糸が出るので正確なタナが分かりにくい)といった事が起こるのでバーチカルな釣りではなくドテラ流しが中心の釣りになる場合にはカウンターは私は必要とせず、どちらかと言えばタイラバをどんどん遠くは飛ばしたいといった釣法になります。タイラバをどんどん飛ばす(ラインを出す)ことによってより広い範囲を探る事が出来ますし、魚に出会うチャンスも広がるので200~250mは飛ばしたいところです。
注意する点があり、いくらタイラバを飛ばせたとしても中層や上層にしかタイラバがない場合には全く意味がありません。
200m飛ばせてタナも取れる重さのタイラバをチョイスする必要があり、リールのラインキャパもPE0.8を300mほど巻いてある必要があります。
まとめ
個人的な道具紹介になりましたが私の使った事がある物や実体験した物のお話や感想をさせて頂きました。どちらかと言えばダイワ製品が多いですがメーカーに拘りは全くもっておらず私のピント来た物があればどんなメーカーでも使ってみたい派です(笑)
余談になってしまいましたがタイラバは子供や女性にも簡単に楽しめる釣りです。
また真鯛は美味しい魚なので調理して食べるのも楽しみの一つになると思います。
ご自身の予算や好きなメーカーなどで道具を揃えタイラバにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ご家族での釣行もお手伝い致しますので詳細は下記リンクからご確認ください。
レンコ鯛についての記事はこちらからどうぞ
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