
プレジャーボート、レンタル船の借り方やお店をご紹介
小型船舶操縦士
まず知っておいてもらいたい事はレンタル船を借りるには小型船舶免許が必要
船舶免許には区分訳があり、小型1級・2級・湖川小出力限定免許・特殊小型船舶免許
と区分分けされている。
ではこの区分を簡単に説明すると
: 小型1級はべての海域を航行でき船の大きさは総トン数20トン未満。
免許取得が可能になる年齢は18歳以上の方が取得可能
但し沿海区域の外側80海里(148.16km)以遠を航行する場合には一定の資格を
持った機関長の同船が必要
: 小型2級は総トン数20トン未満の船舶(水上オートバイを除く)で海岸から5海里
(9.26km)以内の水域及び水平区域を航行できる操縦免許
: 特殊小型船舶免許 水上オートバイ専用の操縦免許
: 湖川小出力限定免許 湖限定の免許なので海は操船出来ません。
海でレンタル船を借りるに必要な免許は小型2級以上の免許が必要になります。
乗船に必要なアイテム
船には法廷備品という乗船に必要不可欠な備品があります。
簡単に説明すると
- 救命設備 ライフジャケット(救命胴衣) 小型船舶用 救命浮環(浮輪)
小型船舶用 信号紅炎 - 係船設備 係船ロープ アンカー、アンカーロープ
- 消防/排水設備 小型船舶用 粉末消火器 赤バケツ、 あかくみ
- 一般備品 ドライバー、レンチ、プライヤー、プラグレンチ
上記の物を常備しておかなければならないがレンタル船には全てが整ってあるので
こちらで用意する物はない。
とは言え、オレンジ色や黄色といったライフジャケットを着て釣りをしてる人は
なかなか見かけない。なぜなら・・・カッコ悪い!?
命を救うアイテムがかっこいい悪いを決めてはダメだがお洒落でかっこいい
ライフジャケットが売ってあるのでそれを購入して持って行けば法廷備品に備わって
あるライフジャケットを着る必要はなくなる。
しかし購入するライフジャケットに注意が必要
出典:ダイワ
国土交通省では平成30年2月から「すべての小型船舶の乗船者」に桜マークつきライフジャケットの着用を義務化します。
桜マーク付きのライフジャケットでなければ装着していない事と同じなので
注意して購入するようにして下さい。
どんなレンタル店があるのか
簡単にレンタル船と言ってもどこで借りられるのかどんな船があるのか?
自分達が行ける海域(太平洋・日本海・瀬戸内海)やレンタル費用といった事を
私なりの観点からいくつかのお店をご紹介します。
YAMAHA seastyleは全国展開するヤマハ船を取り扱う会員制のレンタル倶楽部
入会条件や会員資格があります。
- 2級以上の小型船舶
- 年齢 満18歳以上(未成年者は、保護者の承認が必要です。)
- 会員としてふさわしい品位と社会的信用のある方。
- 会員資格は、1年
入会金:¥22000円 月会費:¥3300円
全国展開している事が会員のメリット
次にご紹介するのお店はこちら
Bayblue 京都舞鶴湾内にあるアオイマリーナ
こちらもYAMAHA製の船を扱うレンタル店になり、12艇のレンタル船があります。
入会金・年会費は無料 入会資格の年齢が25歳以上で2級以上の小型船舶が必要
会員の有効期限は3年ごとに自動更新
舞鶴沖の冠島や経ヶ岬沖の雄大なポイントで釣りが出来るレンタル店
次のお店は宮津湾にあるお店
フィッシングセンター海友
和船をベースに60馬力~15馬力の船がラインナップされている
9人乗り~4人乗りがあり値段はガソリン代込だが、保険代に500円が別途必要
会員制ではないので2級以上の小型船舶を持っている方ならどなたでも利用可能
日本三景のひとつ、天橋立も見ながら釣りを楽しめるのも人気の一つ
次はアイオリカの聖地 音海
福井県高浜町に位置する ウミック
動力船は21台もあるので用途にあったタイプの船をチョイス出来るのもありがたい。
湾内にあるお店だが堤防を出ると自然豊かな大海原が広がりアオリイカの聖地でも
ある事からティップラン釣行にレンタルする人も少なくない。
何点かのお店をご紹介致しました。
日本海のスポットが多かったですがその他のお店もリンク集からご確認頂けます。
私の調べきれていない様々なレンタル店が全国にはあると思われます。
皆様のお住いの地域から条件にあったレンタル店で釣りをされては如何でしょうか。
船舶保持者の方は当然ですが航行ルールを守り、同船されている方にも周囲確認を
お願いし安全運航、またマナーを守り楽しいレンタル釣行をお過ごしください。
Thank you for the blessings of nature(自然の恵みに感謝)
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