
海難事故は事前調査で未然に防ぐ方法を考える
海難事故はなぜ起こるのか
車が必要不可欠な現代社会において事故はおこりえるリスクを抱えてドライバは
運転しているが普段からどの様な事に注意して運転をしているであろう。
- 交通ルールは守っているか
- 体調に問題はないか
- 車の整備はちゃんと出来ているか
など他にも考えなければならない事はあると思うが大切な事がもう一つある。
それは天候や風の情報が必要な事はあまり考えている方が少ないように思える。
では海での操船についてはどうであろうか?
- 操船のルールは熟知しているか
- 船酔いしない体調管理は出来ているか・体調に問題はないか
- 船の整備はきちんとなっされているか
など船も、その他考えなければならない事が沢山ある。
先ほど言った車での天候は船にとっては命とりになる大切な情報であるが以外に
疎かにして事前に見た情報だけで出航してしまう方も少なくないのではと思う。
しかし天候は自然・・・昨日の予報とは違う予報になる事は珍しくない。
小型船舶免許(最短2日)を取得すれば誰でも大海原で船の操船が可能であるが
簡単ゆえに起こる事故が絶えない。
事故の種類も様々だが、一番多い事故が単独で起こる事故。
事故の種類も様々であるが、衝突事故や座礁・転覆・船から投げ出されるがある。
私のよく行く海域の舞鶴では時より海難事故と耳にする。
17日午後6時ごろ、京都府舞鶴市沖に釣りをする目的で出航していた男性(76)=同市=のプレジャーボートが予定時間になっても帰ってこないとマリーナから舞鶴海上保安部に通報があった。同保安部が巡視艇で捜索したところ、同市沖の冠島北端からほぼ東約2キロの海域でボートを見つけたが、男性は乗っていなかった。同保安部が捜索を続けている。
男性は同日午前10時半ごろに出港し、午後5時ごろ戻る予定だったという
「予定時間になっても帰ってこない」 プレジャーボートの男性が行方不明 京都・舞鶴|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
舞鶴海上保安部は18日、プレジャーボートで出航し、行方不明だった男性(76)=舞鶴市=が同日、舞鶴市の冠島沖合で心肺停止状態で見つかり、死亡が確認されたと発表した。
プレジャーボート行方不明、男性発見も死亡|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
ここ最近の記事を見ても様々な事故の報告があがっているが上記は11月の中旬の記事
今年は冬型の気圧配置が去年よりはっきりしていることから寒い冬になると予想もされて
いる事から早い段階で西高東低の気圧配置が決まり北西の強く厳しい風が吹く事は
船舶免許を持っている人なら想像できると思うが、2日で取得出来てしまうことから
全てを頭に入れている免許保持者は少ない可能性もある。

慣れが招く心の油断
漁師さんであっても事故はおきてしまします。
慣れてきて恐怖が薄れる事が人間にとって一番の恐怖である。
私が以前保持していた船は19fの小さなプレジャーボートだが防風予測が4mを超えると
釣りをする事が困難になる。また風が吹くと海にはウネリも伴ってやってくる。
このウネリが厄介で釣りが出来るウネリは0.5~0.7が限度。
1m以上のウネリが出れば釣りをする事は困難で帰船(マリーナへ)した方が無難だ。
しかし同船を持つオーナーは「2mのウネリでも怖くないし問題ない」という。
これが事故が起こる原因であると考える。
私は波乗りもやっていたので海にはセットと呼ばれるウネリの周期が訪れる。
例え1mのウネリでもセットが来れば1.5mもしくは2m近いウネリになってしまう事が
分かれば通常2mのウネリは4mになりかねない!
刻々と変化する自然には変化する情報もきっちり抑えておく必要が事故を未然に
防ぐ方法だと私は考えてます。
23日午後4時半ごろ、刺し網漁に出た漁師の男性(53)=京都府舞鶴市=が、同市三浜の沖合で漁船のいかりを入れたまま行方不明になっていると118番通報があった。舞鶴海上保安部は海に転落した可能性があるとみて、付近を捜索している。
同保安部によると、男性が1人で乗船していたとみられる漁船は、海岸から約25メートル沖に停泊しており、船内は無人だった。漁獲物や船舶への衝突痕は無く、エンジンは停止していたという。
いかり入れた漁船が無人に 漁師が行方不明、京都・舞鶴|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
小型船舶は1級がおすすめ
小型船舶免許には1級と2級があるが2級より1級を取得する事は天候・海図といった
未然に防げる勉強が沢山出来ると思う。
私は1級を所得しておりますが独学で2級から1級を取得しましたがふるさと納税
を使って取得する方法もあるようです。
海上へお出かけの際には皆様も気を付けて楽しいボートフィッシングを心がけて下さい。
事前情報はリンク集の天気予報 情報をご活用下さい。
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