
氷点下での蛇口、水道管凍結や破裂を防ぐ方法をご紹介
寒冷地にお住いの方には寒冷地仕様の水道管保温材が使用されてますが都会や温暖地域には
保温材は寒冷地の半分の材質の保温材が使用されておりますが通常はこの保温材で全く問題はありませんが雪が積ったり気温がマイナスになる時もたまに訪れます。
そんな極寒な時に行っておきたい蛇口や配管のチェックや保護の方法をご紹介致します。
保温材の確認方法
保温材には種類があり色もグレー・白・アイボリー・シルバーなどの色が代表的な色になり
ますが専門業者(プロ)が扱う保温材もあり、素人が取り扱うには難しい物もあります。
どの様な品物があるのかご紹介したいと思います。
- ワンタッチ保温チューブ 保温材にテープがついてあり装着が簡単
- 亀甲網巻き保温材 グラスウール材と亀甲網を使用した保温材
- グラスウールアルミ材 グラスウール材とアルミ材を使用した保温材
- ラッキング工事 グラスウール材と鉄板で加工して保護する保温材
代表的な物になりますが、簡単に使用出来る物はワンタッチ保温チューブになります。
上記画像は専門業者へ依頼して行うラッキング工事になり右の裸の配管にグラスウール材を巻き仕上げに鉄板加工された材料で化粧カバーしますがこの保温を使用している所は一般家庭には少ないのです。
赤矢印の部分は亀甲網巻きの保温材になり緑矢印の部分は保温材がまかれていない部分になります。
では一般家庭でよく使用されている保温材をご紹介致します。
こちらのワンタッチ保温チューブを目にした事があると思いますが寒冷地以外の地域では
この保温材を使用する業者が多く、ホームセンター等で簡単に手に入る保温材です。
ワンタッチ保温チューブと言われるようにテープが付いておりますが同色の粘着テープで
繋ぎの部分や曲がりが強い部分には粘着テープを使うと簡単に保温材を取り付ける事が可能
になりますのでセットでご用意する事が良いと思われます。
保温材の状況確認と交換時期
ワンタッチ保温チューブの確認と交換時期についてお話したいと思いますが下の画像の露出部が見えてる場合には保温材で保護する事をオススメ致します。

この画像に写ってる部品はチャッキと呼ばれる部材になりますが配管にはきちんと保温されておりますがチャッキ部分が保温されておらず凍結により、真鍮部分が膨張して破裂した後になりますが、このパーツが丸いハンドルのついたバルブといった部品も付いてる事が多くありますのでこの様に露出されている状況にあれば保温材を巻いて下さい。
では疑問に思われる場所があると思いますのでその疑問をご紹介します。
左画像は一応ワンタッチ保温チューブが巻かれ保温保護してあります。
右画像については配管が露出され保温保護をなされていませんので氷点下になれば凍結配管破裂する可能性が高いです。
蛇口が破裂し交換する必要がある場合には水道メーターの止水を止めて蛇口交換しましょう。蛇口交換についてはこちら
では左の画像のように蛇口本体が露出されてますが、この蛇口は破裂しないの?
と疑問に思われる方が多いと思われますが破裂する確率は非常に高いです。
しかし氷点下ー1度程度で簡単に破裂するような作りはしておらず、蛇口自体が直射日光が長く当たる状況や蛇口自体が古い状況なら蛇口が破裂する可能性は非常に高いです。
ではこの露出されてる蛇口を破裂させない方法は皆さんご存知だと思いますがほんの少し蛇口をあけて水を動かす事で凍結破裂を防ぐ事が出来ます。
外部で露出されてる配管は凍結破裂可能性は非常に高いです。
部屋内(壁中や床に配管)の配管破裂は少ないですが凍結の可能性はあります。
極寒の地域や氷点下予想される日には部屋内でも蛇口を少し開け水を動かしておくと凍結破裂を防げますので開けた水を無駄にしたい為にもお風呂場の蛇口を少し開け浴槽にお水をためると洗濯機等に使えて無駄にならないのでオススメです。
意外と知らない給湯器内部の破裂
給湯器の内部画像がないのですが給湯器には内部に銅管がグルグルと巻かれてあり、その銅管をガスで温めてお湯にするという原理なのですがこの銅管が破裂して給湯器が使えないといった事がまれにあります。
しかしこのマレというのは1つの事を行うと凍結破裂する可能性が高くなります(氷点下時)何をすればと言いますと給湯器の電気(コンセント)を抜くことです。
給湯器の銅管には電気ヒーターが備わっており、低い温度を感知すると電気ヒーターが作動して銅管の凍結を防ぐ働きを行ってます。
故意にコンセントを抜く方はいないと思いますが何らかの要因で停電したり電気が使えなくなった時には給湯器のバルブを閉じる、もしくはお湯の蛇口も少し開ける(水ではなくお湯)といった事で給湯器凍結破裂を防いで下さい。
私は大阪に住んんでおりますがこの給湯器の破裂を何度も目にしており内部ヒーターの故障もあれば1晩停電になり給湯器の破裂といった事が実際に起こりますのでご注意下さい。
まとめ
一般家庭での水道管凍結や配管破裂についてお話さえて頂きましたがご理解して頂けたでしょうか。私は寒くなるという情報が入ったら不必要なバルブは閉じ蛇口に溜まってる水は抜いて凍結防止をしております。
凍結配管破裂すると修理に高額な費用が掛かる場合もあり、ご自身で対策する事によって防げる事なのでご家庭の配管(特に外部)を今一度ご確認して頂き氷点下になる前の対策をオススメ致します。
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