洗面、手洗器の排水トラップ交換

誰でも出来る水漏れ修理
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32mm排水金具の取替方法

手洗器や洗面化粧台、SKシンクには必ず排水器具が取り付けてあります。
手洗器にも大小あるように排水金具にも太さがあります。

基本サイズは25mmと32mmのサイズになってますが稀に38mmと
いったサイズの排水もありますが大きなSKと呼ばれる陶器のシンクが
この38mmになりますので一般家庭ではめったにないと思いますので
25mmと32mmの2種類を覚えておきましょう。

取替方法

先ずは左画像を見て頂きたいのですが、排水金物がテープで仮補修といった形で
グルグル巻きになってます。

真ん中の画像のようにナット部分に道具を使ってナットを緩めます。

右画像ですが上部のナットが定年劣化で無くなっておりテープと紐を使って
落ちないようにペットボトルで受けられております。


左画像は排水金物を取った画像になりますが、残っている金具は陶器と金具を繋ぐ
部品になります。
仮にナット上に見える黒いパッキン部から水漏れしてる場合にはこのパーツも
取り換える必要があるので修理の難易度は上がってしまいます。
今回はこの部分は大丈夫だったので取替はしておりませんので交換方法が知りたい方
がいらっしゃればお問い合わせ下さい。

真ん中の画像ですが必要かとされる金物を事前に用意しておいた物になります。
一番上のパーツ(黒いパッキン部)が陶器とジョイントする物になりますが今回は
使いませんが1番~3番までの部品は全て使います。

右画像には中央の部品を取り付けた状態になりますが1番、2番のナット部には必ず
パッキンが付いてますので必ずパッキンを入れて締めます。
3番の部分に仮にパッキンを置いてますのでご確認下さい。

中央の画像はUトラップ(U字型)の次に繋げる排水金具になりますが青錆びや定年劣化
によりパイプに穴が開いた状態だったのでテープを巻いて仮補修しました。
この部分は事前に用意してなかったので右画像の状態で仮に修復し新品部品を段取りして
また新品交換します。

左画像は排水ステッキのみで販売されている32mmの金具になります。
この商品(どれでも)にはナットは付属しておりませんのでUトラップに付属している
ナットを使用します。
真ん中の画像が新品のナットになりますので、買って来たパイプの中に通して使います。

右の画像ですがパイプの長さは基本、統一されて販売されていますので長さ調整が
必要になってきますのでステンレス用パイプカッターを用意して頂くか、ステンレス用
ノコギリで長さ調整(切断)して下さい。

3の記載は最初の画像の3と同じナットです。

この手洗器は排水パイプが露出で見えているので分かりやすいと思いますが
買って来たステッキが長いと排水継手に干渉してナットを締めれませんので
必ず長さ調整が必要です。
また一般家庭では排水継手は基本見えていないと思いますがこの画像の様な
状態になっており、パイプとステッキの間に防臭ゴムが接続されています。
普通どの様なパターンでも防臭ゴムもしくはコーキング、テープ等の処置が
なされていますのでこちらも必ずご確認下さい。

まとめ

水漏れしている排水金具の太さを必ず確認して部品購入して下さい。

ナットが固着して取れない恐れがある場合には無理をせず、プロにご依頼して下さい。

洗面下の排水パイプや継手を交換される前に事前確認する必要が御座います。
防臭ゴムなのかコーキングなのかテープなのかによってこちらも用意する物が
違ってきます。

簡単に交換出来る内容をお話してきましたが修理交換は必ず自己責任でお願いいたします。
作業はくれぐれも慎重に行って下さい。

工事にはリスクを伴く事もございますのでご自身で修理を行う際には十分に
ご理解して頂き作業を行って下さい。
修理がうまくいかなかった場合や修繕出来なかった場合でも当サイトでは
一切の責任を負えませんことをご了承願います。

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